ミソノイについて About MISNOI

自転車ミュージアム

社長挨拶

創業120周年
「継続こそが力なり」
「世界を見据えて」

この度の創業120周年という節目は、先代から引き継いできた信頼と実績、素晴らしい歴史ではありますが、私にとっては今後に繋がる一つの通過点だと思っております。
とは言うものの、自身ここまで続けられてこられた事も多くの方々に出逢い、アドバイスやご支援・ご協力を頂きながら積み上げてきたからこそ現在があると思っております。
またこの日本最古の自転車事業を長く続けられているとの思いから、自身は日本の自転車業界においての文化、歴史の継承者を担う役割を持つ宿命であると思っております。
さらには自転車業界の発展に努めていく事が、最大の使命であると思っております。

自転車業界の関係者、お客様などと会話をしている中でのよく聴かれる質問があります。
「御園井社長は何のジャンル何処のメーカーが好きですか?」
私の答えは「自転車が好きです!」なのです。千差万別、全てにおいて「自転車」という乗り物が好きなのです。 それは乗り手の楽しみ方に応じて、ジャンルやメーカー等だけでは簡単に語り尽くす事など出来ない奥深さがあるからです。
仮に大きく分類しても交通手段、スポーツ、コレクションなどと使用目的は様々です。
少し近所へ買い物に行く際に使用する主婦の方、また会社員や学生などが通勤、通学を目的として使用したり、ロードレース、クロスカントリーなど自転車競技に使用するロードレーサーやマウンテンバイカー、 自己の運動能力向上や体力維持に使用するファンバイカーがスポーツを目的としています。三つ目に観光で使用するサイクリスト、自転車という機械の構造を楽しみカスタムに情熱を注ぐホビーその他を目的としています。 この使用目的に応じて数え切れない自転車が存在します。
それゆえ『乗り手の個性=自転車の個性』、だからこそ奥深い「自転車が好きです!」

このとても奥深い、ゆうなれば「自転車ワールド」を浜松のミソノイから世界へ「日本にも自転車の文化、歴史があった」と言ってもらえる様に広めて、 日本の自転車文化を築き上げていく事が私自身のモットーです。「継続こそが力なり」今までもそうであった様に、今後も世界のトップリーダーとして君臨し続ける努力をして行く事が必要なのです。

最後に「世界を見据えて」今取り組んでいる一つに世間への自転車競技PRです。 今期は「浜松から自転車の文化と歴史を世界へ!」を合い言葉に、浜松中心市街地の公道上で「まちなかチームパーシュート」多くのご協力をいただき成功させました。 今後の展望としては、次期も様々なイベントを成功させ「夢」を追い続ける事です。

「夢」・・・決して叶うことのない追求及び追究こそが私の夢です。

社長 御園井 智三郎
株式会社御園井商会
社長 御園井 智三郎