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ペダリング運動は、33cmの円運動🚴‍♂️

普段の生活では、足を33cm上げることはなかなかありません。

わかりやすい例えとしては、階段の一段飛ばしが大凡33cmです。

自転車は、乗っているだけでその可動域を確保できる乗り物です。

そのため、自転車を漕ぐことで鍛えられる筋肉やその役割について紹介します。自転車でのトレーニングやダイエット、運動不足解消を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

大腿四頭筋(だいたいしとうきん):太ももの前側にある最大の筋肉

引用元:R×L

大腿四頭筋は、太ももの前側に位置する重要な筋肉群で、外側広筋、内側広筋、中間広筋、大腿直筋の4つの筋肉から成り立っています。この筋肉群は人間の体で最も大きな筋肉であり、主に膝を伸ばす動作に関わります。

さらに、大腿直筋は他の筋肉と異なり、膝だけでなく股関節を曲げる働きも行います。このため、日常生活の動作だけでなく、スポーツや運動時にも重要な役割を果たしています。大腿四頭筋を鍛えると、膝のサポートが強化され、姿勢が安定するほか、代謝が向上し、太りにくい体づくりにもつながります。

 

ハムストリングス:太もも裏側の重要な筋肉

引用元:R×L

ハムストリングスは、太ももの裏側にある筋肉群で、大腿二頭筋(だいたいにとうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)の3つに分けられます。この筋肉は、膝を曲げて引き上げる動作や股関節を伸ばす動作に大きく関わっており、日常の動作やスポーツの場面で重要な役割を果たします。

ペダリングの際、大腿四頭筋に頼りがちですが、長時間漕いでも疲れにくくするには、ハムストリングスを意識して使うことが大切です。

 

腸腰筋(ちょうようきん):上半身と下半身をつなぐ重要な筋肉

腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ筋肉で、大腰筋(だいようきん)と腸骨筋(ちょうこつきん)の2つに分かれています。この筋肉は、太ももや膝を持ち上げたり、姿勢を保ったりする際に欠かせない存在です。

ペダリングでは、足を一番上に持ち上げる時に使われる筋肉です。

 

ヒラメ筋:ペダリングを支えるふくらはぎの筋肉

引用元:R×L

ヒラメ筋は、膝の下からかかとまでの筋肉で、足を踏み下ろすペダリング動作で活躍します。この筋肉は、次に説明する腓腹筋(ひふくきん)と一緒に鍛えることで、ふくらはぎのポンプ作用が高まり、脚の血液を効率よく心臓に送り返すサポートをします。その結果、疲れにくく持久力のある体づくりにもつながります。

 

腓腹筋(ひふくきん):ふくらはぎを支える大切な筋肉

引用元:R×L

腓腹筋は、大腿骨からかかとまで続くふくらはぎの筋肉で、ヒラメ筋と同じく足を踏み下ろす動作や、一部では足を持ち上げる動作にも使われます。ペダリングでは、腓腹筋が効率よく力を伝える役割を果たしますが、サドルの高さが高すぎると腓腹筋が疲労しやすくなり、足がつる原因になることがあります。

 

大臀筋(だいでんきん):股関節を支え、力強い動きをサポートする筋肉

引用元:R×L

大臀筋は、走る・跳ぶといった股関節を使う動き全般に関わり、ペダルを踏み下ろす動作でも重要な役割を果たします。しかし、ただなんとなく自転車に乗っているだけでは鍛えにくい筋肉です。

大臀筋がしっかり使えるようになると、足全体の疲労が分散されるため、長距離を走っても疲れにくくなります。

 

上記はスポーツバイクを対象に正しいポジションでの走行時に得れる効果です。

自転車は、全身運動であり、その中でも下半身の筋肉、その効果を今回ご紹介致しました。

更なる効果も今後ご紹介致します。

正しいポジションで快適に乗って頂きたいと思いますので、ポジションのご相談や乗り方等、ご気軽にご相談下さい。