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リムブレーキの音鳴り対策:新車も要チェック!

最近はディスクブレーキのロードバイクやクロスバイクが増えてきましたが、リムブレーキの自転車もまだまだ人気があります。

軽量でシンプルな構造のリムブレーキは、しっかり調整すれば高い制動力を発揮します。しかし、「キーキー」といったブレーキの音鳴りに悩まされることもありますよね。

実は、新車の状態でもリムのブレーキ面には汚れや油分が付着していることが多いのをご存じでしょうか?

この汚れが原因で、ブレーキをかけたときに異音が発生することがあります。

 

新車整備の重要な工程のひとつ

当店では、新車の組み立て・整備時にリムブレーキの調整とともに、リムのブレーキ面のクリーニングを実施しています。

これにより、音鳴りの発生を抑え、スムーズなブレーキングを実現しています。

新車でも意外と汚れが付着していることが多いため、この作業はとても重要な工程のひとつです。

 

新車のリムは意外と汚れている?

新車といえばピカピカのイメージがありますが、リムのブレーキ面には製造時の油分や、輸送・保管時についたホコリなどが付着していることがよくあります。

そのまま乗り始めると、ブレーキシューとの摩擦が不均一になり、音鳴りの原因になることも。

この汚れをしっかり落としておくことで、ブレーキの効きが良くなるだけでなく、音鳴りも軽減されます。

 

乗り続けている自転車もリムの汚れが影響する

ブレーキの音鳴りは、新車だけの問題ではありません。しばらく乗っていると、リムにはブレーキシューの削れカスやホコリ、雨の日の走行で付着した泥などが溜まります。

特にリムブレーキは直接リムにシューが当たるため、汚れの影響を受けやすいのです。

音鳴りが気になるときは、まずはリムの清掃を試してみてください。

 

簡単にできるリム清掃方法

リムの掃除は特別な道具がなくても簡単にできます。

1. 乾いた布やウエスでリムを拭く

表面のホコリや軽い汚れを取り除きます。

2. アルコールやパーツクリーナーで脱脂

ブレーキ面に付着した油分を落とすことで、ブレーキの効きが向上し、音鳴りも軽減されます。

3. メラミンスポンジを使う(頑固な汚れの場合)

軽く擦ることでリムのブレーキ面がきれいになります。ただし、削りすぎには注意。

4. ブレーキシューの状態もチェック

シューに異物が挟まっていると、音鳴りやリムの摩耗の原因になります。小さな金属片などが刺さっていないか確認し、必要ならやすりなどで整えましょう。

 

それでも音鳴りが改善しない場合は?

当店で点検・調整いたします!

当店では、新車の組み立て時にリムのクリーニングやブレーキ調整を行っていますが、乗っているうちに汚れが溜まり、音鳴りが発生することもあります。

もし、ブレーキの音鳴りや効きの悪さが気になったら、ぜひご相談ください!

リムやブレーキシューの状態をチェックし、最適なメンテナンスを提案いたします。

リムブレーキの自転車を快適に乗り続けるためにも、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう!